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2012年3月21日 (水)

アメリカで最初の奴隷はアイルランド人だった その1

忘れられた白人奴隷

いつものように、いろんな記事を読んでいたところ、大変興味深い記事を見つけましたので、今日はここで紹介したいと思います。本文は、その記事を翻訳したものです。

たくさんの人達がが、その性別、年齢にかかわらず、奴隷として、アメリカにつれてこられました。
人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、譲渡・売買の対象とされ、命令に従わない時は、ひどい罰をうける。生きたまま火あぶりにされ、従わないものへのいましめとして、その首は通りに置かれました。

この残酷な事実を、全てここで説明する必要はないですよね。アフリカ奴隷貿易の残虐行為は、みなさん衆知の事実です。ここではアフリカの奴隷制度についてお話ししたいのではありません。

ある文献によると、ジェームス2世チャールズ1世がアイルランド人の奴隷を主導していたと言われています。イギリスの歴史上、有名なオリバー・クロムウェルも、この非人道的な行為を助長していました。

アイルランド人奴隷貿易は、ジェームズ2世が30,000人の牢獄者をアメリカに奴隷として売ったことが始まりです。その後、アイルランドの囚人達は、海外在住のイギリス人入植者へ売られるようになり、1600年の中ごろには、アンティグアモンセラットの奴隷のほとんどはアイルランド人となっていました。当時、モンセラットの人口の70%がアイルランド人を占めたほどです。

このように、アイルランドは、すぐにイギリスの商人達にとって、もっとも大きな人間収容所となっていました。奴隷売買当初、アメリカへの奴隷の半分以上が実は白人でした。

1641年から1652年にかけて、500,000人以上のアイルランド人がイギリス人によって殺され、300,000人が奴隷として売られました。これにより、たったの10年間で、アイルランドの人口は約1,500,000から600,000へと減少しました。家族は引き裂かれ、イギリス人はアイルランド人の父親が、妻や子供たちを連れて、大西洋を越えることを決して許しませんでした。これは結果として、ホームレスの女性や子供を増やすこととなり、イギリスは、その解決策として、彼女らを奴隷として、競売に賭けるなどしていました。

続く・・・

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コメント

初めまして。
記事を興味深く読ませていただきました。
「白人奴隷」のことは知っていましたが、ただそういうものが存在していたと言う程度の知識で、ここまで詳しくは知りませんでした。
ちなみにイギリスがアイルランド人を奴隷として売り捌いていた頃、ヨーロッパ本土では「男子の子供をカストラートにする」と言うのが貧しい家庭で流行していましたが、英国とフランスではこの波にのまれませんでした。
詳しくは↓を。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%88
これもフランスはともかくイギリスは何故だろうと思いましたが、奴隷貿易と言うカストラート育成よりも手軽でコストやリスクが少ない方法が流行っていたからかもしれませんね…。

話が脱線しましたので元へと戻しますが、こちらの記事を私のミクシイの日記に引用させていただきました。
本文の引用ではなく、URLの引用です。
宜しければ、ご確認ください↓。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1901893843&owner_id=8671471

なお、ミクシイをやっていないが内容を確認したい、そういう場合であれば、コピーしてメールいたしますので、ご連絡ください。

歴史の中には、声にならない声を当時叫び続けていた人々の悲しい思いが次々と詰まっている、そんなことを感じた記事でした。

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